♦Moonlight♦

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  月明かりが差し込む 神秘の森を彷徨う僕は いつしか深い眠りに誘われて 今宵僕の心を満たす月光は 夜空に煌めく月の雫となり 頬を伝う涙に重ねて煌く 月が欠けるように 失った心の欠片は もう2度と戻らない… 愛してる…愛してる… 繰り返し呟く僕に 曖昧な感情が支配する 愛してた…愛してた… 何度も確かめる僕に 冷めた感情が木霊する 月が霞むように 汚れた心の欠片は もう2度と戻らない… 君の優しい嘘を 気付かないふりをして 誤魔化したままで 僕はそっと君に微笑んだ… 君の優しい声を 聴こえないふりをして 心閉ざしたままで 僕は君の胸で涙した… 君の優しい笑顔も 嘘と解っていたのに 愛の涙を流したままで 僕は静かに抱き寄せた… 君の優しい嘘を 当たり前のように利用して 好きだ…そう気付いた僕の 傍にもう君は居ない どんな時も君は笑ってた その優しさが眩し過ぎて 僕の傷口を拡げるから 我が儘な僕は 君を置き去りにした… 輝いていた時は終わり 月夜の闇に浮かぶ君の幻 サヨナラ… 誰よりも愛した人…  
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