第一章・アッシュ

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その時アッシュはふと気になった。アッシュには母親がいない。物心つく前にはもう亡くなっていた。 『なぁ、親父、そういえば母さんてどんな人だったんだ?』タンコブが出来た頭を擦りながら聞いてみた。 『ん?なんだいきなり?まぁ、とても優しい人だったなぁ』 アントニオは手を止め優しい顔でそう言った
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