第十三章《悪夢の目覚め》

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魔法がレヴァンに当たる直前、彼の左目が蒼く光を放つ。 大きな衝撃波が生まれ、彼に迫っていた魔法が全て掻き消された。 しかも、その衝撃波で近くにいた兵士のうち何人かが同時に消し飛ばされてしまい… カリス「あれはもう…人間の領域じゃないよ」 メリア「どうして、そんないきなり暴走だなんて…なんとかできないの!?」 メリア達が突然の出来事に困惑するなかでも、レヴァンの暴走は止まらない。 マナ「シオン、前にレヴァンが暴走した時はどうやって収めたの?」 シオン「…昔に暴走したときは、あれほどの強さを持っている訳では無かったんだ。だから…同じ方法が通じるかは解らない」 マナの問いに比較的冷静に答えたシオン。それでも、彼やレイン、レンも焦りの感情が顔に出ていた。
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