記憶

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城島:あっはー! 奇想天外奇天烈な男ばっかりだなー!! 北条:ああ"? お前が一番摩訶不思議だよ。 城島:ふん! 冗談にしては面白くないよハゲ太郎!! 北条:下らん呼び方覚えんじゃねぇぞボケぇ! 堺:ホンマに、よう変な奴が集まるもんやなぁ。 西宮:一緒にしないで下さい。 帝高の人達よりマシです。 美川:ふふ、可愛いなぁ君は。 ツンデレってやつかい? こんなに美しい僕に見惚れてたクセに! 西宮:ほら、マシです。 堺:うん。 美川:ハァア!? 君からも何か言うんだ天野君!! 天野:いや、一緒にしないで下さい。 美川:何ですとォオ!!? 沢村:おい、こいつら連れて来たのは間違いだったな。 さゆり:・・・ごめんちゃい。 西宮:それで、僕は恭介さんが消えたとしか聞いてないんですけどどういう事ですか? さゆり:そだねー・・・何から話せば良いか分からないんだけどさ。 かくかくしかじかで・・・。 さゆりは経緯を簡単に話した。 昴:・・・ただの家出じゃねぇか。 こんなに大袈裟に探す必要あんのか? 沢村:さゆりに聞けよ。 俺ぁ荒立てる事ねぇっつったんだ。 さゆり:何かね、お父さんが結構ヤバい人みたいで・・・恭介もお父さんの事になると人が変わるらしいんだ。 前もそんな話したら落ち着かない様子だったし・・・。 美川:ヤバい!? そんな話聞いてない!! まさか藍沢君のとこと関係が!? 悠希:・・・・・・。 沢村:・・・? おい、何さっきから黙りこくってんだよ悠希。 悠希:え!?あ、いや・・・何でもない。 美川:こ、答えになってないんすけど。 西宮:それじゃ、恭介さんを見つけるのに人が居るって事ですね。 さゆり:う、うん。 西宮:あまり他所の家に関わりたくないんですが探すだけ探しましょうか。 ここに居ても時間の無駄だ。 じゃあ取り敢えず北条は仲間に連絡してくれよ。 北条:お、おう! 西宮:後は適当に散って、心当たりを探りましょう。 昴:・・・どうしたんだ? いつになく静かだな。 悠希:・・・・・・! な、何でもねぇよ。 昴:ふん。まだぎこちねぇな。 昔の事なら俺は忘れてるから気にすんじゃねぇ。 悠希:そんなんじゃねぇよ。 恭介も俺を探す時はこんな感じだったのかって思ったんだ。 昴:誰だって、仲間ならそんなもんだろ。
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