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「土方さぁん!」
スパーンと襖を開け、土方さんの部屋へ転がり込んだ。
「入室の許可は出してねぇ」
「そんなことよりか聞いて下さいぃぃぃいい」
「あ?何なんだよ。つーか、顔赤いぞ」
え!?
まだ赤いの!?
ばっと手で顔を覆いながら話す。
「組長が天然のたらしで困りますぅぅうう。緊張のしすぎで心臓がおかしくなりそうです。きゅんきゅんしちゃって死にそうですー」
「あぁ、だから顔が赤いのか」
さも興味がなさそうに、土方さんは紙と睨めっこしている。
「私絶対に変な奴って思われたーっ」
「心配すんな。元々お前は変な奴だ」
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