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アメリカのとある州の空港。
大きなキャリーバックを持った女性。
胸元まで開き短いスカートのワンピース。
スタイルがよく、町を歩けばほとんどの人が振り返る。
肩には、バラのタトゥ。
彼女のトレードマークのようなもの。
「あ・・・あの?」
「はい?」
誰かが話かけてきた。
「大きな荷物ですね。」
「えぇ。」
「よかったらお持ちしますよ。」
そう、話かけてきたのは男の人だった。
「いえ。近いんで結構す。」
そう言いながら肩まである長い髪を揺らせながら空港を出た。
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