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「ごめん。やっぱそれはできないや。」 もう少しで唇が重なるという所で 俺は止めそう口にした。 やっぱりこういうのは 命令されてやるような事じゃないと俺は思う 退学というのが かかっていたとしても それ以上に大事だ。 「いいよ。」 「えっ?」 美香は目を開けるなりそう言った。 「今回は許してあげる。本当にしてくれるなんて思ってなかったし。でも次は自分の意思でさせてやるから。」 美香はそういうと保健室を 出て行ってしまった。 とりあえず秘密に しといてくれんのかな? 結構いいやつなのかもな。 とか思ったが、 秘密にする交換条件として 何でも言うことを聞くを 提示してきたことを思い出し すぐに危険なやつという 認識に変えた。
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