大銀河からの侵略者

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大銀河からの侵略者

 今地球は大変な事になっている。それはもう緊急事態どころの騒ぎではない。この世の終わりだ。  既にアメリカ大陸が敵の手中に墜ちた。大都市群は元の荒れた焦土へと還ったが悲しんでいる場合ではない。今、俺の目の前には宇宙人がいる。 宇宙人は人間では及ばないレベルの科学力と文明を手に地球へ攻め込んできた。その理由を俺は眼球が四つある長身のお兄さんに問うてみた。  理由は君だよ。君が送った信号は空気中を走り、地球に溢れる電磁波に影響を与えてある一定の暗号を産んだ。ラジオのようにその暗号を受信した宇宙開発局はその暗号を元に人類の科学力を超越したエネルギー信号の発信器を開発、外宇宙との連絡を試みた。その信号を偶然受信した我々攻撃的な宇宙人連軍は地球を探知、新たな侵略対象としたのだ。
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