君と唄う永久の詩

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とても暖かい日の光がエレナとレインを優しく包む。起こしに来たはずのレインもエレナの横で眠り込む。 「お姉様…」 ジリリリリリリ!! 突然なり響いた警報にエレナとレインは飛び起きた。 「レイン?あなたまた私の布団に?」 「だって…エレナお姉様ったらあまりにも気持ちよくお休みになられていたのでつい…」 エレナはレインの手を引っ張りながら廊下を走る。 「ルーチェ?そろそろエレナ隊長が着く頃じゃない?」 「そうね。いくらなんでもいきなり警報を鳴らすのはどうかと思うわ。アリス?あとで隊長に怒られても知らないわよ?」 「うーっ!レインお姉ちゃんばかりズルいよ!たまにはアリスも起こしに行きたい!」
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