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気がつけば
君がいなくなって
3年という
月日を迎えた
君が好きだった
桜並木には
たくさんの桜が
雪のように
散っていく
君と手をつないで
歩いた道
君のいる空をみて
笑ってみた
すると僕の
手のひらに
一枚の桜の花びらが
舞い降りた
僕はその花びらを
にぎりしめて
君へ話しかける
今年も君の好きな
桜の花が
綺麗に咲いているよ
そして僕は
歩きだす
あたらしい道へ
大地踏みしめて
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