親友

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親友

私には心のそこから [親友]って呼べる友達がいた。 名前は [美嘉] 美嘉に出会って親友ってこういう事を言うんだってはじめてわかった。 一緒にいると楽しくて 誰にも言えない悩みとかも美嘉にだけ言えた。 とにかく私にとってはかげがえのない親友だった 当たり前の存在だった けど今年の3月に美嘉が突然入院した 白血病って でも美嘉はいつも元気で強い友達だったからすぐに治るって思ってた だって美嘉が今年の9月には退院できるって言ったから だから寂しかったけど9月に美嘉が退院するからそれまで我慢しようって決めてた だってきっと美嘉の方がずっと寂しくてずっと辛いと思ったから でももう美嘉はどこにもいない もう二度と会えない 美嘉の誕生日がね… 七月五日なんだ その次の日にいなくなった それをお母さんから聞いた時[何言ってるの?]って思った だって美嘉があの元気で強い美嘉が病気で死ぬわけないじゃんっておもったから 何回も嘘であってほしいっておもった [じょうだんだよ] その一言がほしかった 誰でもいいから言ってほしかった お葬式の時に美嘉のお母さんから聞いたんだ… 美嘉、4月の時に自分があと一週しか生きられないって知ってたんだって でもそこから美嘉は三ヶ月も生きたんだけどね それを美嘉は知ってたのに私には9月には退院できるって言った 美嘉のお母さんが言うにはもうすぐで自分が死ぬって私にいったら私が気をつかっちゃうかもしれないからって 自分が死ぬってわかってるのに自分の心配より私の心配してくれてた なんて強いだろうって どうしてそんなに優しいんだろって ずっと前までは当たり前にいたのに今はどこにもいない 始めて心の底から親友って呼べるほどの友達だったのに 今でも美嘉の事考えると涙がでる 多分この悲しいおもいは いつになっても消えない でも美嘉にあった事後悔なんて少しもしてない 美嘉という親友に会えて良かった 美嘉 ありがとう
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