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藤本「まあ、バゼット君にはこちらからも言っておくよ、それじゃあね」
影似は少し藤本の背中を見ていたが自室へと足を進めた。
影似『……暇だな、教科書でも読んでよう』
武達が来るまで亜人種について詳しく書いてあるページを見ることにした。
“亜人種は人の形に似ている姿をしているが周りの環境等によって獣や龍のような姿へと変化する事がある”
“一説によれば姿が変化する場合、体内の構造も変化し火球を吐いたりする等の特殊な攻撃をする為遭遇したら注意が必要”
“未確認の亜人種が存在する可能性もある”
影似『………未確認か』
―――ドンドンドン
『影似~、居るか~?、レオと優子連れてきたぜ~』
あらかた読み終えるとちょうどよく武達が来たようだ
部屋の扉を開けると武とレオ、優子の三人がいた。
優子「ヤッホー」
レオ「オッス、影似」
優子はレオの右腕に抱き付きながら明るく、レオは左手を上げ挨拶した。
影似『まあ、入れ』
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