タンタン短編

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巻き込まれちゃった。 頭で反芻して、少し寂しい顔して意地悪してみた。 「ちゃった」って事は、事故みたいなもんなんだね。ゴメン。 「違う違う、そーゆーんじゃない!えっと、ん~と、あのねだからね…」 ニコニコしながら見つめてると、それに気付いて眉毛をハの字にして彼女も笑う、 「あー!!君は意地悪なのかい!?」 … 季節は残暑も終わり、秋の風が少し心地好い時期。 季節外れの蝉の鳴き声が聞こえてきた。
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