北国娘の、本州進出

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「お母さん!会社から手紙来た!!」 私は、狭山 美弥子。 昨日高校を無事卒業して、 今日は就職が決まっている会社から 手紙が届きました。 私が勤める会社は本州の 大都会・東京にあります。 北海道に住んでる私はつまり… 「THE★一人暮らし」 をするわけです! いや~、なまら楽しみです。 (なまら⇒北海道弁で凄いの意味) 母親「なになに?…………へ?」 美弥子「どうかしたの?」 母親が読んでいる会社からの手紙を 見てみると、そこには… 秋穂「群馬ぁ!?」 美弥子「うん。群馬。」 この人は「高橋 秋穂」。 私の大親友です。 親と見た手紙について秋穂に教えるべく 今は秋穂とカフェでお茶してます。 秋穂「みやの会社って、東京でしょ?」 美弥子「おうよ。でもね…」 私は秋穂に会社からの手紙を見せた。 秋穂「フムフム……。 本社は東京。その他に、 群馬や栃木、茨城、埼玉に 地方の支社があるわけね。 で、みやは群馬の支社に決まったと。」 美弥子「Yes I do」 秋穂「わざわざ英語にすんなっ!!」 ちなみに、私がボケ担当で 秋穂がツッコミ担当。 まぁ、いらない情報です← 美弥子「てっきり本社勤務だと思って、 楽しみにしてたのに、群馬なんて 書いてあるからさぁ… It's amazing!になっちゃった。」 秋穂「ルー大柴になってるよ、君。 それかあれだね。テレビでやってる シャムワオって名前の布の 宣伝をしてる兄ちゃん(笑)」
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