北国娘の、本州進出

3/3
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
美弥子「amazing! カーペットに零したワインが…」 秋穂「はいはい。って事はみやは 群馬県民かぁ…離れ離れだよー…。」 美弥子「秋穂ぉ~、ぶぇっぐぇっ…」 秋穂「泣くのはいいけどさ… 頼むからもう少し可愛く泣いて? 可愛い顔がかなり台なし(笑)」 美弥子「あ、I'm sorry. すいませ~ん、アイスコーヒーお代わり! ガムシロップとミルク大量で」 秋穂「なら黙ってココア頼めや(笑)」 結局ココアを頼む事にして 瞬時に飲み終えた私は秋穂と別れて 帰路についていた。 私は空を見た。 あと数週間後には、北海道の空ではなく 群馬の空を見上げてるんだ…。 美弥子「群馬にはどんな人がいるんだろう…。」 私はまだ知らなかった。 いや、知るよしもなかった。 数週間後、素敵な出会いがある事を。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!