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ティアとロクも一緒にフレドリック家へと帰った
頭にハクを乗せて
ちなみに使い魔は名前を呼ぶと魔力で形を作り、“戻れ”っと命令する事で水晶に戻る様になっていてティア以外の生徒達は水晶に戻していた
ティアも何度か戻れと命令したのだが「断る」と何故か水晶に戻らなかった
「「ただいまぁ~」」
歩くこと40分、ティア達2人と1匹はフレドリック家に着いた
「あっ!お~い、マ~ミル~!!」
ティアはメイド‐マミル‐を見つけて近付いて行った
「あっ!ティア様にロクさ―――」
マミルは2人の居る方に顔を向け笑顔で挨拶していると動きが停まった
「どうし――「何っ!?ティア様の頭の上に乗って居るんじゃぁ!!ごのぉ焼き鳥がぁぁあ!!」――ふぇ!?」
ティアが心配して話し掛けたがマミルがそれを遮り怒鳴りだす
「ギャアァァァ!!」
そしてマミルは手に握っていたモップでハクを叩いた、それも無駄が無い動きと強烈な一撃で
10分後
「本当に済みません!
まさかあの焼き鳥がティア様の使い魔だったなんて、
本当にごめんなさい!!」
マミルはティアに謝っていた
「気にしなくても良いよ、おかげで頭の上からハクが居なくなったし
使い魔は魔力を注ぐだけで傷は治るしね」
ティアはまったく気にしていなかった
「メイド怖いメイド怖いメイド怖いメイド怖いメイド怖いメイド怖いメイド怖い!!」ガクブルッ
ハクは傷をティアに治して貰ったがメイド恐怖症になってしまった
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