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俺は、今まで色んな道を歩いてきたと思ってました。
だけど、違ったんです。
ずっと…
同じ道を歩いている。だけなんです。
浅く広くが自分だと思ってましたが、浅く狭くが自分だったんだなと、実感しています。
今までに、小説に登場してきた数多くの人達との親交がなくなったのはなぜ?
みんな前に進んでるんです。後ろを振り返らずどんどんと進んでる。
僕は、ただ同じ場所でずっと足踏みしてるだけなんだなって思います。
今でも、親交がある数少ない友達。
彼らは、多分…もっとガンバれ!はやく追い付いておいでって、俺の事待ってくれている、心優しい人なんだと思います。
俺は、自分が前に進んでいると、勘違いしていた昔、そういった友達を、待つこともなく、呼ぶ事もなく、手を差しのべるでもなく、置き去りにしていたんだなって…
だから、俺は中学時代や高校時代の友達が少ないんだと、思います。
ね?
書きながら解ってきた、やっぱ、自分を第三者的な目で分析して、あたかも他人の事話してるみたいに、なってきてる。
悪い癖です。
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