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時は西暦2017年。
すでに超能力は一般に広く認識されるようになっていた。
事件捜査、環境保護、災害援助など、様々な世界の出来事に対処する“世界超能力機関”という組織。
超能力者はここで世界中の人に役立とうと必死で働いている。
そんな中、超能力者だけが殺害されるという、過去に例をみない事件が今年に入って勃発していた。
しかしとある一人の少年によってその事件は大きく揺らぎ、やがて秋を迎えるまでに無事解決される。
事件に関わったある少女は日常へ戻り、再び学校生活を始めた。
やがて時は過ぎ、冬が近づく。
冬休みに入る少し前、十二月初旬。
そのとある少女を含めた女子高生三人の日常が崩されていったのは、この頃からであった。
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