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「ちょっ!?なんで行っちゃうの!?酷くない!?…」
後ろでなんかワーワー言ってる未確認生物がいるけどいいや。
「ちょっ…葉…君待ってって…ほんと…マ…ジお願…いだから…」
「怠いから早くいこーぜ~」
走って息を切らしてる健治に構うことなく俺は淡々と足を進めた。
「やっと着いたぜ…」
あ~やっと着いた。
馬鹿のせいでいつもより遅くなっちまったよ。
あっなんか旗が出てる…。
何々…『ダークブリックス4始動』。
確かこれって…。
「健治~これってお前が好きなやつの新作じゃね?」
「おっ…お~!!ダクブリ!!葉君これやろーよ!!」
普通たかがゲームでここまで興奮するのか?
「はいはい。じゃあ早速行きま…うわっ…」
「きゃっ…」
いっつー…
ったく誰だよ。
尻餅着いちまったじゃねーか。
んっ、よく見りゃかなり可愛い女の子じゃんか。
あっこの子の髪栗色だ…。
栗色…か。
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