第十一章 真相

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     あとがき  どうも、作者のちょっきです。探偵小説、いかがでした? 楽しんで頂けましたか? そうであれば幸いです。  ちなみに、私自身があとがきを先に読む性格なので、ネタばらししないように、内容には一切触れないでおきます。では、あとがきスタート。  およそ非現実的なお話をリアルに楽しんで頂けましたでしょうか? そうであれば幸いです。  私は読書量こそ少ないものの、社会派小説や社会派ミステリも好きですし、ドキュメンタリーも一級の読み物だと思います。エッセイにだって私を幸せにしてくれるものは多いです。しかしながら私は、およそ非現実的な話を書き続けていきます。  『事実は小説より奇なり』……良い言葉です。  私の小さな脳味噌が作り出す話など、現実社会で起こる多くの事象に比べれば、情けなくなるほどに小さく、欠伸が出るほどに下らなく、見落とすほどにありふれた……そんな物語です。だからこそ、およそありそうにない話を書き続けていきたいと思っています。本当にリアルなお話は、現実社会か、もっと力のある作家さんにお願いします。  以上、ミステリ作家としては考えられない発言ですが、大好きなミステリ作家さんに倣って、ここに、『本格ユーモアミステリ宣言』をさせて頂きます。  『探偵小説』   ……1995年 作 2010年 編
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