俺―――………

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「どうしたんだ、綾平?いきなりそんな事聞いて」 「まあまあ、良いから教えてくれよ」 「変な奴。そうだな………幸せ、ではないと思うけど幸せなんだと思う」 「どうして?」 「俺達はまだ生きているから。…俺達は自分の国の為に戦ってきた、自分の国の為に…な?あれほど大勢いた仲間も死んじまった。一緒にドンチャン騒ぎして…酒の飲み過ぎで二日酔いになっちまって、教官に怒られもした。だけどよ?一生懸命だったんだ。国の為に…そして家族の為に」 「慎也……」 「だけど皆死んじまった…大勢いた仲間は皆死んじまった。それでも俺は生きている、生きているんだ。それを幸せに思ってなければ死んじまった奴らに失礼だろ?」 物悲しい笑顔
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