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昔むかし、笑っちゃうくらい昔、
あるところに、山さんと梅さんという
なにかがいました。
山さん「2人は昔むかし、そりゃもぉビックリするくらい昔から仲がよく、お互いに、『お前』『俺』と呼び合うほどの仲でした。
そして梅さんは、山さんに恋しますが、ヘビー級な恋は見事に 角砂糖と一緒に溶けました。」
梅さん「前よりもちょっと痩せた胸にちょっと、チクッと刺さるとげが痛い、星占いも当てにならないわ。」
しかし2人の仲は良いままで、そばかすの話で二時間くらい盛り上がったりしました。
梅さん「そんな2人の 思い出は いつも綺麗だけど、それだけじゃおなかが空くわ。本当はせつない夜なのに、どぉしてかしら あの人の笑顔も思い出せないの。」
こうして梅さんは今日も、大嫌いだったそばかすをちょっとひとなでしてため息を一つ。夜がふけていく。
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