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『うん…知ってる…。』
「んで…何？」
『…葎祈…見舞い行ったんだろ？…様子どう？月曜には学校来れそうか?』
…は。月曜？
何、こいつ。
…引越しの事、聞いてねぇの？
『お前…。葎ちゃんに何かしでかしただろ？』
『…葎祈…、何か言ってた？』
「目が真っ赤だった。」
『そう…。』
「お前また浮気したの？」
『…。』
「最低だな？」
『…うん。』
「月曜は休ませる。もうお前と葎ちゃんは、会わせない。…俺が全力で邪魔する。…頭の良いお前ならこの意味、分かるよな？」
…白樺の力を使ってでも…って意味だって事が…。
『…っ…いやだ。』
「もういいだろ？葎ちゃんは十分苦しんだ。」
『…俺は…。葎祈が好きなんだよ。』
「お前は葎ちゃんを幸せにする事は出来ないよ。凍矢…。」
『…。』
「じゃ…、切るぜ？」
『ちょっ…』
ブチッ…。
ツ―、ツ―、ツ―
俺だって…葎祈が好きなんだよ。凍矢…
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