序章~不幸に不幸は重なるもの。これを『超不幸』という~

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夕闇つくよは不幸である。 下校中にとあるゲーム機を買う為に500円引き券を貰ったり拾ったりして集め、それを使ってゲーム機を買おうとするがゲーム機は割引除外品とレジのお兄さんに言われ、まさかと思い、券の裏面を見るとちゃんと除外って書いてあってショックを受けたがレジまで持ってきたし、これは自分の不注意だと思い購入した。購入する前に見れば良かったものを購入してからソフトを見、欲しかったソフトが売り切れている事に気付く。本体だけあっても用途が無いので面白そうなソフトを一つ購入する。その後、近くにあるもう一つの店になら欲しかったソフトがあるかもしれないと思いそちらの店へ。ソフトを探していると本体が2000円も安く売っている事に気付く。ソフトの方も売り切れでむだ足となる。絶望しながら家に帰る道の途中、バイクに本体をスられる。その衝撃で尻餅をつき制服の一部を損傷したが今はそれどころではない。慌ててバイクを追い掛けたが走りで追い付ける筈がない。しかたなく交番に行ったが先客の話が異常に長い。2時間ぐらい待ったが話が終わらない。さすがにお腹が空いてきたのでコンビニへ向かう。しかしコンビニには強盗が居て店員と何やら揉めている。コンビニ弁当と暖かいお茶を持って強盗の後ろに並ぶが話が終わらない。店員が警察呼べというサインを出して来たので警察にケータイで電話するが何故かお留守番サービスに繋がる。店員に舌打ちされ睨まれる。少しイラッときたのでコンビニ弁当と暖かいお茶を元の位置に戻しコンビニを後に…しようとしたが強盗の人質にされる。店員に舌打ちされ睨まれた。
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