9506人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
「ねぇねぇ。君今1人?」
「‥‥‥俺?」
声をかけられたと思ったら、目の前に化粧が少し濃いめの女性が2人。
「暇なら私達と遊ばない?」
「い、いえ。人を待ってますので」
この人達を見ると荷物を持ってる。
買い物ついでに遊び相手もテイクアウトってか?
「そんな君を待たせてる人なんてほっときなよ」
「ちょ、ちょっと」
腕を掴まれ、振りほどこうとしても何故か離れない。
「‥‥‥おい。なにしてんだ」
もうこのまま連れてかれる、そう思った瞬間後ろから声がかかる。
「凛李さん」
「剣都、お前はオレといるのに違う女と‥‥‥」
怖い、凛李さん怖すぎます。
凛李さんの後ろに般若が見える。
「なによアンタ。邪魔しないでくれる?」
そんな凛李さんに異を唱える恐れ知らずの女性。
最初のコメントを投稿しよう!