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「よっ!待った?」
友達に挨拶するかのようにある生物に喋りかける帝。
ベルディウス。
その姿は、2階建ての家より少し大きく、触手のような物が所々はえてる蜘蛛のようだ。
帝がいた世界のゲームに例えるとゴッドウィーターに出てくるウロボロスにどことなく似ている。
「んじゃ。ちょっと触るけど動かないでね」
恐れる様子も無く、帝はベルディウスに触る。
触られるのを嫌がる様子も無く、ベルディウスは、おとなしくしていた。
そして帝は、能力を発動する。
擬人化にする能力は、神子徒を家に連れていくついでに造っといたのだ。
想像する内容は、神子徒と一緒だったからスグに頭に浮かんで来て、けっこう楽だった。
【想像出来る能力、能力1回】
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