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総「まったくぅ、そういう事は早く知らせて下さいよ~」
茜「だからあれ程、着物借りに行くって言ったでしょォォオがァァア!!!」
井「ま、まま、まぁあ!!」
走りながら、大声を出していると、前方に人影が見えてきた。
茜「え、え!?」
井「嘘だ、ろ……」
総「止まります~?」
その人物は
土「止まれぇぇえ!!!」
鬼の形相をした土方だった。
茜「むぅぅりぃぃ!?」
土「疑問形にすんなァ!!」
井「あばば……」
土「げげ、源さんんん!?」
普段は大人しい井上までもが、マッハの速さで突進して来ている事に、度肝を抜かれているらしい。
総「あっ、原田さん」
なんと、原田も登場した。
手に竹刀を持って。
総「一旦止まりますよ?」
茜「は、はい」
ひとまず、ここは総司の言うことを素直に聞こうと思った井上と茜は、床をキキーッと鳴らしながら止まった。
土「良い心がけじゃねぇか」
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