一話 選択

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「起きた?」 声がした。 どこか懐かしくて どこか寂しい声。 誰かは、わからない。 「やっと起きたね。」 声が向けられているのは、自分だと認識は、できる。 酷く気分がすぐれない。 まるで二日酔いの朝だ。 頭が割れるように痛い。 気がする。
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