嘘つキツツキ(執筆保留)

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彼女の話が終わったのはそれから20分後。 途中、炎天下で意識がとびそうになったけど、なんとか耐え抜いた。 「あら、もうこんな時間。ごめんなさいね。無駄話に付き合わせちゃって。こんな暑いのに。熱中症になったら大変よね。」 本当にそうだと思う。ただでさえ日の光には慣れてないのだか。 「お日様の光に慣れてなさそうだしね。じゃあ、私はこれで。あぁ、暑い暑い。」 また、と応えて俺は歩きだす。 大幅に遅れたが、もともと早くに家を出たから間に合うだろう。 真っ白な肌についた汗を払いながら、俺はまた歩きだす。  
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