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母「瑠優ちゃんがこんな朝早くに起きて来るなんて…今日は雨かしら…」
顎に手を当てて考える母さんにとっても失礼な事を言われている気がしなくも無いですが、反撃は無謀なのでやりません
だって母さんは、元チーマーのリーダーですから
瑠「僕も休みの日くらいゆっくり寝ていたいのですが、今日は朝から色々やることがありまして」
僕が割れた食器の欠片を拾い集めながら言うと母さんは、フフっと笑い立ち上がった
母「瑠優ちゃんは、平日でもなかなか起きないけどねぇ。…それが終わったら瑠騎ちゃんと瑠佳ちゃんを起こしてきてくれないかしら?」
瑠「えっ…兄さんを…?」
瑠佳は、可愛いからいい…でも兄さんは…
ゲって顔をしたら母さんがただならぬ殺気を纏いながら笑顔で言ってきた
母「お願いできるかしら?」
これは、拒否権無しですよね…
瑠「はい…」
僕が返事をすると、母さんは僕の頭を一撫でしてキッチンに入って行きました
はぁ、怖かったです…
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