5.作戦の憂鬱

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なんか、ただのコントみたいになってるよね。 それが狙い? 格好良さを消す為にギャグに走ったの? 城乃内君はドスドスと巨体を揺らしながら門をくぐって行った。 あ、やっぱりその姿で行くんだね。 私は顔をヒクヒクさせながら立ち尽くす。 「王子!?その姿は・・・・」 「おっ、お相撲さん!!」 女子が騒ぐ声が聞こえてきて 私は穴を掘って入りたくなった。 「ぎゃははははははは!」 その時、悪い笑い声が響き渡った。
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