たどりつく者

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川 ゚ -゚)「・・・母さんは、高2の時に死んだ」 ノハ;゚⊿゚)「・・・ああ」 思い出したくないのか、歯を食いしばりながら返した。 川 ゚ -゚)「通り魔に刺されてな」 ノハ;゚⊿゚)「それが誰かの差し金って言いたいのか?母さんは普通の主婦だろ」 川 ゚ -゚)「そうだ。母さんは殺される理由が何一つ無かったし、実際狙われていた訳でも無い」 冷静に話しているが、互いに何時でも動けるように構えは崩していない。 ノハ;゚⊿゚)「じゃあ、今クー姉がそこにいるのとなんの関係があるんだ!」 川 ゚ -゚)「その通り魔自身が問題なのさ。そいつは平和党党首の1人息子だった」 ノハ;゚⊿゚)「え・・・!?」 川 ゚ -゚)「よくある話だ。二世として期待されていたにも関わらず、お世辞にも優秀とは言えなかった。さらに親の親の立場を利用して好き勝手するドラ息子だ」 ノハ;゚⊿゚)「・・・」 川 ゚ -゚)「通り魔事件が起こる2日前、親がとうとう愛想を尽かして息子を勘当した・・・そして」 ノハ;゚⊿゚)「まさか八つ当たりで、事件を起こしたのか・・・?」
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