未来へ

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未来へ

はぁ… 今日も嫌な日が始まる… 父さんである荻野翔は発明家をやっている。 父さんは今回ものすごい発明をした。「何でも重くなるミストを発生する機械」らしい。 そのミスト、読んでそのとおり何でもかんでも重くするミストなのだが、 音の粒子や光の粒子すらも重くできるようだ。 加えて父さんは、只重くするだけじゃなく、 物質の速さを維持しつつ、物質を重くするという方法を考えた。 この研究結果が最終的に可能にさせるのは、タイムスリップだ。 タイムスリップするには光の速度を超えるのが条件だ。 この装置があれば光の速さを維持しつつ、光に乗ることができるので、 ① 乗り物に光を照射 ② 乗り物のエンジンをかけ、光に押されるように移動する。 ③機械作動 これらをこなせば光速の後押しを受けた乗り物が、 乗り物の速度も加わり、一瞬でも光の速度を越えるのでタイムスリップできるのだ。 父さんはこの発明を研究会に届け、大金を手に入れて遊び暮らそういう大人としてどうかと思うことを思いながら、研究会へと出発した
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