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そして体力を回復する駒が、3つ存在する。
この駒は攻撃力も防御力も無い。
移動速度も遅い為、配置や移動が問題となる。
しかし配置するのとしないのでは、大きな違いが出てしまう。
駒の操作は魔法で行うのが基本だ。
なので魔術師でないと出来ない遊具でもある。
簡単には決着はつかない。
今やっているのは前回の続きだ。
状態を保持する魔法を掛けてから、転移陣で転移して保存していた。
それを取り出して行っているんだよ。
現在、俺が圧倒的に不利だね。
複数の駒が捕虜になっている。
回復駒は1つドロップしてるし、1つはとられてしまっている。
ここから逆転は厳しいが、最強の駒は残っているし、強い駒も複数残っている。
だが…
回復駒をとられたのが痛いな。
そんな感じで楽しんでいると、メイドが夕食を告げに来た。
「此処までにしますか」
須佐之男命「
そうだな。
しかし中々奥が深い遊具だ。
時間が掛かるのが問題だがな」
「そうですね。
まぁ王族や貴族が楽しむ遊具ですからねぇ。
ゆったり楽しむ物なんでしょう」
俺は盤に状態保持の魔法を付与して、転移陣で仕舞った後、須佐之男命様と食堂へ向う。
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