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ジリリリリリリリッ~
騒音が枕元で響き渡る。
(う~ん。
五月蝿いなぁ。
もう少し…
ううん~
そうはいかないよなぁ)
俺はそんなことを思いながら、時計を止めるために、手を伸ばす。
スカッ。
そんな音がしそうな勢いで空振る。
(んっ。
時計の位置を変えたっけか)
俺はそんなことを思いながら、布団から身を起す。
…
何か…布団の感触がなかったような…
気のせいか。
そう思いながら、時計を見る。
時計は定位置に存在した。
俺は訝しく思いながら、時計を止め…
スカッ、スカッ、スカカカッ。
そんな擬音がしそうな勢いで、俺は空振る。
そして…
俺の布団に、誰かが寝ている。
んっ、俺?
って、俺はココにいるよな?
じゃぁ、誰だ、コイツ。
俺はそう思いながら、そいつに触ろうと…
はぃぃぃっ!?
手が、めり込んだぁ!?
うん。
これは、寝ぼけてるんだな。
とりあえず、顔を洗いに行こう。
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