出来事11

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夕食は海鮮料理が主体だった。 魚醤が在ったのには、ビックリしたぜ。 後、魚の生食が、この地にはあるらしい。 母が気持ち悪がって、食卓には出なかったらしいのだが… 刺身系は、この世界では始めてだ。 「母さん。  僕、その料理を食べてみたいよ。  普通に食べられているんでしょ。  どんなものか、知っておきたいんだ」 そう説得し、明日町の食堂で食べる事になった。 やったぜ。 さてどんな料理が出てくるのやら… そう思っていたら。 須佐之男命「  ふむ。  刺身系は久しぶりだな。  醤油が在れば、言う事は無いが…」 な、なんですとぉぉぉっ! 醤油ですとぉ! 「須佐之男命様。  今、醤油と言われました?」 須佐之男命「  うむ。  言ったがどうした?」 「それって手に入れる事は、可能でしょうか?」
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