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羽「ありがとうございます…。」
杏「こんな可愛くて頭いい子が何でウチのバカ息子なんかを…」
慎「バカバカ言うなよ。」
羽「食べながら喋んない。」
もうすぐ25になるのに…。
杏「もう…このアホは。」
慎「バカの次はアホか。」
羽「早く食べなよ。」
慎「うん。」
パクパクとチャーハンを食べた後、片付けて戻って来た。
杏「ホントよかったね、羽蘭ちゃんみたいないい子がアンタと結婚してくれるんだって。」
慎「そだな。」
羽「慎司。」
慎司の手を握って軽く笑った。
慎「めちゃくちゃ可愛いからみんなに自慢出来るわ。」
杏「今もしてんでしょ?」
慎「してる。」
あたしだって慎司のこと自慢してるよ。
顔はまあまあいいし警官だしバンドしてるし。
アホだけどやるときはやってくれるしちゃんと怒ってくれるし優しいし…。
いいとこ上げたらキリがないけど不満なとこはある。
やっぱ鈍感が治ってくれたらな…。
それでも全部含めてこの人が好き。
こんなに誰かを大好きになったのは初めてだ。
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