★親父の帰省★

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~第3者視点~ 来夢「修斗~、ちょっと来て~」 修斗「お~?何だ~?」 来夢に呼ばれた修斗は、言われるがまま来夢に着いて行った。 龍斗「…いや~しかしまぁ、修斗も成長したねぇ。」 みなみ「そうですね~。でも、甘い物が好きっていう子供っぽいとこは変わってませんよ?」 両親による子供の様子どう?トークスタート。 龍斗「それは好みだから、別に変えなくても良いじゃん!僕が言いたいのは…雰囲気が変わったって事。」 みなみ「そんなに変わりましたか?」 龍斗「うん…何て言うか、強くなったね。今は剣道やってないんだっけ?」 みなみ「はい…丁度、中学校卒業と同時ですかね。」 ちなみに理由は、修斗たっての希望。 生活費の事を心配しての判断だったらしい。 龍斗「でも、大切な人を守れるまでには強くなってるよね。」 みなみ「そうですねぇ…来夢ちゃん本人から聞きましたが、修斗さんがプチストーカーから来夢ちゃんを救ったそうですよ~」 いつ聞いたかと言うと、校外学習の時に来夢と瑠美と奈央が集まったあの時。 龍斗「流石は修斗だなぁ。優しい面は、君に似たのかも知れないね…」 みなみ「そうなんですか?私はてっきり、花火さんに似たとばっかり…」 龍斗「…ははは。」 みなみ「ふふ♪」 修斗を誉めちぎるだけ誉め、2人で顔を見合わせて微笑んだ。 龍斗「修斗も分かってくれてるだろうね。どなたを守れば良いのか。」 みなみ「そのどなたって言うのは、もしかして私ですか?」 龍斗「ん?…う~ん、そうかも知れないね~」 みなみ「わぁ♪嬉しいです~♪」 2人の超スローペースでほのぼのとした会話は、みなみが晩飯の用意をするまで続いた。
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