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「よし!
代表はミリア達のチームだな」
イエガの声が聞こえ、僕らは会話を止める。
「お前らがうちのクラスの代表だからな!
絶対勝てよ!!」
いつもとは違い過ぎるイエガの言葉に、誰も反応しない。
「どうせ教師同士で賭けてんだろ?
分け前寄越せ!」
否、レンだけが反応した。
五月蝿い!! って拳骨されてたけど……
「そんなに勝ちたいなら、クラスで強い順から六名を決めたら良かったんじゃないですか?」
ホヌイの言葉にイエガの動きが止まる。
「……何言ってんだ?
これはチームプレーだぞ
仲が良い方がコンビネーションも良いだろう?」
そう言うイエガの顔は攣っている。
まさか、今まで気付いてなかったとか……?
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