雅とネルフ

8/8
2527人が本棚に入れています
本棚に追加
/112ページ
そう思いながらもネルフ(新治)が私を褒めちぎるので次第に顔も緩み、2人とも笑顔で会話するようになっていった。 ブスは3日で慣れるというが、私は3時間で慣れてしまった(笑) 捨て犬を可哀想だと拾ってしまう気分。 小型犬のパグのようなネルフ(新治)をキモカワイイと思ってしまった。 ネルフ(新治)は見た目はダメだったがとても優しく、私を労ってくれる。 大人になってルックスだけで人を見なくなった証拠かもしれない。 もう一つは初めて会った時の事をアヤマチと認めたくない私がどこかにいたのかもしれない。 彼がソワソワし始めた! 差し詰めウンコがしたくなってソワソワ落ち着かない犬のようだ(笑) 『…智子さん?行きたいとこありますか?』 私とやりたいのだろう(笑) 『とくにないです。行きたいとこに行っていいですよ。お任せします。』 『ホントにホント?どこでもいいですか?エッチなとこでも?』 『いいですよ。』 『はい―!では!』 ネルフ(新治)はとても嬉しそうだ。 ネルフ(新治)と分かった上で抱かれることができるなんてビミョーだった…私おかしくなったのかな…
/112ページ

最初のコメントを投稿しよう!