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『男は生前の記憶を幾つも脳内で
巡らせながら顔を俯かせ
台の上に立っていた。
周りからは渇いた笑い声と
野次が飛び交っている。』
(; □ )
「ほ…本当に死ぬつもりは
なかったんだ。周りの奴らの
気を引きたかったんだ!」
(A ш )
「しゃみこいてんじゃねーぞ!」
(B ш )
「とっとと認めちまえよ!
"死にたかったから
自殺しましたっ!"
…ってなぁ!www」
(; - )
「…っ。」
『人が人を裁くという
行為に置いて同じ種である
人間に、その量刑を見極める力が
あるのだろうか?
その真義は計り兼ねる。
人間が嘘偽りのない
軌跡の基、本当に裁かれるのは
死して魂が冥土へ
昇った後である。』
┏━━┓
┻━━┻ ∥
( ハ )つ-[] ゴォンッ!!
「静粛にせぇや。」
『故に下界の人間が
あらゆる場面において
どれだけ悔いたとしても
それは意味を成さない。』
┏━━┓
┻━━┻
( ハ )
「判決、"地獄逝き"。」
『罰は無情に下される。』
('A`)天国へ逝く途中
迷子になったようです
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