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えっと。
ここは何処だ?
確か俺はとあるの最新刊を買いに行って帰ろうとして。
轢かれて死んだのか・・・・・・。最期は轢いたトラックの運転手が駆け寄って来て電話を掛けていたのが最期に見た場面か・・・・・・。
どうせなら嫁の前で堂々と死にたかったぜよ。
ま、良いか。とは言え。
真っ白い何も無い世界だな。
これが死後の世界?いや、俺は三途の川は見ていない。いや、あるのかどうかも知らん。
にしても、この展開だと神様が来て、よし異世界に行って魔王倒して来いとか言われそうだな。
ならチート能力を貰う。大丈夫だ。前見たモバゲーとやらの小説で。神や天使の弱点は羽だと知っている。大丈夫だ俺。
よし。まず呼んでみるか
「おーい神ぃー」
真っ白な世界に俺の声が響く。
来ない・・・・・・。
仕方なく最近伸びてきた髪を弄りながら待つ。
「待った?」
後ろを振り向くと真っ白な世界に似合わない黒い日傘に黒いフード付きコート。黒いスボンに黒い靴。そして腐女子が好みそうなショタ体質。
あやしいですねー
「待った?待っただ?ここに来て30分待ったぞ!?ゴラァ!?」
俺は後ろに居るショタ体質もとい多分神を睨む。
「だってー魔王とモンハンしてたんだもーん」
「どんな理由だwwwwそして魔王モンハンやるんだwwwwってか神様と魔王仲が良いのか?」
「何言ってるの?魔王は神様だよ?」
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「は?」
「いやだから、魔王は神様だよ?」
「いやだって良く魔物が暴れたりしたりするんじゃ?」
「あー。魔王自体魔族っていう魔界の貴族達しか支配出来る力しか出来無くて。魔王と同レベルの魔神っていう僕達神の配属じゃない者達が魔物をしきるんだけど」
神もといショタは苦い顔をして
「言うこと聞かないんだよ」
「へー。何でも良いけど。本題」
ああ、と日傘をくるくると回しながら神は
「えっと。神は何種類かいるわけ。端っこは死神から閻魔大王まで居るわけだけど、僕はそのなかでも神達を率いる神。つまり社長みたいなモノで本名Strongest:the thirdだよ。よろしく」
「ああ、最強三世ね。俺は赤川北斗だよろしく」
俺は出された手を握り。
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