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なんたって、新撰組随一の監察だからだ。
必ず与えられた任務はこなしてくる。
ある任務を抜かしては…
「あぁ、それはどうでも良いんだが」
とにかく、任務報告を聞きたい土方は、話を進めた。
「あの狸やっぱり…」
『これは当たりだったな』
土方はまた心の中で呟いた。
「持ってました」
「西洋の武器か…?」
少し考えこむ山崎の様子を見ると、良い報告を聞けるのではないかと、段々鼓動が速くなってきていた。
「西洋のかは、はっきりと分かりませんがね?」
「あぁ…」
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