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最後の強がり
あなたは
気づいたかな?
プチっと私から切った
携帯電話
深夜0時の街中は
いつもより
とても静かで
からっぽになった
私の心
私しか濡らさない
雨の音だけが
ザァーザァーと
やけにうるさく
聞こえてしまう。
5分前の
浮かれてた私が
顔を出す
「どうして泣いてるの?」
覗き込んでくる私に
怒った顔で私は
私を睨みつける
浮かれて私が
電話にでなければ
きっと...
こんなに泣かなくったって
よかったのに…
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