序章

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
 突然で悪いが俺は気分悪い。イライラしてて舌打ちしながらその辺にある机でも蹴り飛ばしそうだ。   そうなってる原因は二つ。   一つはこれ書くさいに一回せっかく書いた文章を消してしまってまた1から書き直さなきゃいけなくなったこと。   そしてもう一つはこれを書くにあたって物語の最初が今日と同じ雨降りだということ。   でも苛立っていると同時に不安も募ってる。この先どうなるか分からない不安。苛立ちは多分そこからきている。   この物語は雨が降ってる朝から始まるのだ。 ・・・たまにこういうふうにカッコつけるのも悪くないな・・・
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!