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「沖田さんには敵いませんよ」
「やってみなきゃ分かりませんよ!」
ニコニコ笑う沖田はまるで悪魔のよう
そんな沖田に隊士希望者は勿論、幹部までもが震え上がった
「止めとけ。総司」
その場を冷静に対処したのは副長
沖田はその言葉を合図に悪魔の笑みを止めた
ホッと息を吐く人達
刹夜はそんな悪魔の笑みを全く気にせず静かに佇んでいた
「合格者の発表をする」
副長の言葉でピンッと空気がはりつめた
そんな空気の中でも緊張をしていない刹夜は
厚い
暑い
熱い!
道場の熱気にやられていた
この熱さどうにかなんねぇの?
涼しい所で休みたい…
さっさと合格発表とか終われよ
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