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私は、見つけた。
そう、喧嘩ばかりする、彼を…
「あのぅ」
「は、い、何用ですか?」
「自分から言うのも、何ですが、友達になりませんか?」
「あぁ、別に良いけど」
やったぁ。やっと言えた。
その日の給食。
私達はお弁当だった。
奈美と私は屋上に行った。
お弁当のふたを開けると…
卯のキャラ弁だった。
「か、可愛い」
「有り難う」
そして、足音が聞こえてきた。
「足音聞こえない」
「うん。確かに聞こえる」
「ちわぁ。だれかいんの?屋上にさぁ。でも、いない方がいいな」
「いるけど。何?ここで食べちゃ行けません?」
「別に」
「あっそう。もう知らない」
「お勝手に」
「あぁ、もう、本日にむかつく」
それから話す事は無かった
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