file7:姫の家庭事情

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「そういやさ、姫の両親って厳しいの?姫をこっちに一人で来て」 「ママはもういないけど、パパは私一人っ子だし、いつも心配してるけどなぁ」 オムレツを口に頬張る姫 「手紙だしたら?メールとかさ手段はいろいろあるじゃない。それにパパさんからお金もらわないと」 「えぇ!」 姫は大きな声を出した 「私ちゃんとお金払ってるよ?お仕事代もほとんど居候代に使ってるし」 「だから、なんでパパさんにお金をお願いしないの?僕はそれを言ってるんだけど」 「たしかに。なんで金を姫が出してんだ?」 ルナはマヨネーズをさらにオムレツに盛っていく 「うーん、パパ、私がどこに住んでるかわかんないし」 「それは姫が悪い。二十歳までは親が子どもを見る義務があるんだから」 レムはトーストにマーガリンを塗っていく 「今日学校早く終わるし、一旦こっち帰って光明寺神社に行こうかな?」 「そちらの方がお父様も安心されますよ?姫ちゃん」
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