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「朔夜は住む場所とかは決まっているのですか?」
レイナが聞くと、朔夜は困った様に笑いながら
「いや、全然。どうしよう」
と言った。それを聞いたレイナは待ってましたと言わんばかりに
「なら、私の家に来ませんか?」
しかし朔夜は出会ったばかりの女の子の家にお邪魔する等迷惑だと遠慮しようとする。が
「いや、迷惑だろうし、自分でなn「そんなことありませんっ!」
レイナに物凄い勢いで遮られてしまった
朔夜は心なしか気迫が漂い、恐いくらい必死な形相で言うレイナに少し引きながらも
「なら、お願いします…」
と言った
レイナはそんな朔夜を満足そうに見る
(ウフフフフフフ…朔夜と同棲……。しかも異世界から来て学園にも通ってないので、無理言ってでも同じ学園に通わせましょう…学園に通うまでは家で朔夜にあんな事やこんな事を………)
(出会ったばかりの見知らぬ男にこんなに親切にしているくれるとは良い奴だな…)
まさかレイナがそんなことを考えていると思うが筈もなく、レイナに感謝する朔夜
レイナは一通り妄想し終わると朔夜に向かって
「では、少々お待ちください」
と言い手を
パンパンパンッ!
と三回叩いた
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