とある世界で…

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「何よりも、誰よりも平穏を愛しているのは貴方でしょう!貴方が闇に囚われる必要はありません!」 神が魔王に訴える 「やめ…ください」 「いやだ」 「陛下…」 見ると、寝台に寝ていた4人…魔界四騎士が起き上がろうとしている 「貴方、を…忘れて、のうのうと…異世界で、生きろと…貴方は言うのですか!」 普段は冷静なイーサが声をあらげる 「すまない…俺のエゴなんだよ……………【輪廻転生】」 「俺は絶対に忘れない!」 光が溢れだした時 騎士のリーダーであるアシュが叫んだ 「嬉しい…けど、忘れて幸せになってくれ…俺の愛しいアシュ」 アシュに向かって微笑む魔王 その顔はとても幸せに満ちていた 「駄目です!!貴方だけに咎は背負わせない!【輪廻ーーーーー…
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